すべてのトレーニングの開始に先立って確認しなければならないのは、犬にとってトレーナーが尊敬に値する「リーダー」であるかどうかです。
犬をトレーニングしようとするすべての人に例外なく問われるべき事であって、トレーナーと犬との主従関係の成立なくしてはトレーニングの成果はあり得ません。
家庭生活の中では、犬は家族全員をひとつの群れと考え、通常は家庭の長をリーダーと認めリーダーを頂点として従順で絶対的な服従心を持つようになります。
犬がコントロール不能になるのはリーダーと群れとの正しい関係が成立していない事が原因です。
飼い主と犬との主従関係を犬にはっきりと認めさせる方法をいくつか学習しましょう。
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食事の場所や時間が犬と同じである場合でも、家族が一口でも二口でも先に食べ始めましょう |
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餌をリーダーからもらっている事を体感させるために、犬の見ている前で与える事が重要です |
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人間を犬と同様の動物とみなすようになります
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犬は最後に獲得した者をリーダーと認めがちです
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犬が散歩に行きたいという態度をしても、散歩に行くかどうかはリーダーが決めるべきです
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目をそらす事は服従を意味するので、人間は先に目をそらさないようにしましょう
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生活圏への出入りを許すのはリーダーの権限です |
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大型犬の場合は馬乗りになるのが良いでしょう
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犬はこのポーズを先天的に嫌い抵抗しますが、そのままの状態で前胸部を撫でて落ち着かせましょう |
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犬はマズルをつかまれる事によって服従的な立場におかれた事を認識します |
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犬が抵抗をあきらめるまで「伏せ」の姿勢を続けさせ服従心を育てます
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首筋や口吻を瞬間的にかむ動作をする 、背を下にして転がし押えつける、などは離乳期前後親犬が子犬を叱る動作をトレーニングに応用したものです |
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