ペットのイエローページ技法の解説
 
トイレのしつけ方法
食餌のしつけ方法
アイコンタクト
脚側行進
お座り
来い
伏せ
リーダーとして認めさせる
 
アイコンタクト

アイコンタクトは文字通り「視線を合わせる」事です。
犬の群れでは、メンバーである個々の犬が常にリーダーを意識して行動するのが普通で、リーダーと主従の関係にある犬との間のアイコンタクトは支配と容認を意味するものでした。
名前を呼んで目を合わせる事(アイコンタクト)ができれば、「犬が飼い主やトレーナーをリーダーとして認めている」と考えてよいでしょう。
呼ばれても注目しない犬はほとんどの場合、聞こえてはいても無視をしている、つまり主従の関係が良好に保たれていないと考えられます。 トレーナーや飼い主と目を合わせない犬には、どんな命令も無意味と言えます。
トレーナーが「名前を呼ぶ」「犬が注目する」「指示を与える」「反応する」と言うようにあらゆるトレーニングは犬の名前を呼ぶ事から始まります。「すわれ」「待て」などトレーニングの指示の前にまずアイコンタクトを行い、この習慣によって犬はアイコンタクトから指示を待つ体勢となります。

 
アイコンタクトのトレーニング写真
 
  • 犬の名前を呼び、モチベーターをトレーナーの顔に近づけ視線上に移動させます
この時トレーナーから目を合わせるのではなく、犬の方から目を合わせる形にしましょう
アイコンタクトのトレーニング写真
 
  • 犬の注目がトレーナーに移ったところで誉め、モチベーターを与えます
誉める際は笑顔で、アイコンタクトは楽しいと印象づける事が重要です
アイコンタクトのトレーニング写真
 
あらゆる機会に名前を呼び、目を合わせましょう
モチベーターがない状態でも、犬の名前を呼べば目が合うようにトレーニングを続け、食餌の時、おもちゃを与える時、犬の名前を呼びアイコンタクトを行いましょう。犬は目で話をする動物のため、飼い主の気持ちも目をみて読み取ろうとしています。
特に子犬は、意識的に行なわなくても常に飼い主と目を合わせています。 この習慣を失わさせないように、目を合わせたことを確認して食餌を与えたり、遊んでやりましょう。
 


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